口呼吸?鼻呼吸?呼吸方法で小顔習慣を★
皆さま、普段しっかり呼吸は出来ていますか。
何を言ってるの、と思われるかもしれませんが、
正しい呼吸が出来ていると小顔の効果があるとご存知でしょうか。
呼吸は本来、鼻でするものですが、近年口呼吸の方が増えてきています。
この口呼吸が実は顔のたるみやしわの原因になっている可能性があるのです。
若返りの秘訣が呼吸方法であれば、マッサージや化粧品よりももっと手軽に叶えられます。
呼吸をしてるのだから口呼吸も鼻呼吸も同じなのでは?と思われるかもしれません。
口からか、鼻からかの違いで健康や若さに差が出てきます。
鼻呼吸には本来の備え付けられた機能がちゃんとあります。
鼻毛があるのは、空気中に含まれる菌やホコリを取り除くフィルターの役目があります。
鼻腔の粘膜が、それを鼻水として体外に排出します。
また鼻から喉までの間に副鼻腔という空間があり、
そこを通ることによって外気の温度や湿度を調節し、刺激に弱い器官や肺を守る役目を果たしています。
それが口呼吸になるとどうなるか。
口から入った空気がダイレクトで肺に入っていきます。
もちろん、鼻のようなフィルターがあるわけではないので、
空気中の菌やホコリが喉や器官、肺に入っていきます。
●免疫力の低下
風邪っぽい、風邪を引いた時に喉が痛くなるのは、
喉の奥にある扁桃組織がウイルスと戦っている証拠になります。
扁桃組織には白血球が多く集まっており、扁桃組織は37℃程に保たれています。
この温度がウイルスと戦う環境に適しています。
そこに口呼吸で空気を取り込むと扁桃組織が外気の温度で冷やされ機能が低下します。
すると白血球の活動が抑えられウイルスと戦う力が弱まり免疫力が低下します。
●ドライマウスで口臭・虫歯・口内炎のリスク
口で呼吸することで口内が乾燥した状態になります。
ドライマウスになると唾液の分泌が少なくなり口臭・虫歯の原因になり、
口内の免疫力も下がり、様々な口内トラブルの原因になります。
また口内トラブルだけではなく、
ドライマウスになることによって体内が水分不足になります。
それによって、唇やお肌の潤いも失われ、カサカサのお肌になります。
口呼吸は呼吸が浅い分、全身に酸素を十分に行き渡らせなくなります。
体内の細胞に十分な酸素が供給されず新陳代謝の低下にも繋がります。
新陳代謝が低下すると、細胞の活動が抑制されてしまい、
お肌のターンオーバーも出来ず、みるみるうちにお肌が老化していきます。
●睡眠の質の低下
口呼吸は睡眠の質も低下させます。
日々の疲れを取る睡眠が逆に起きたら疲れている、何てことも引き起こします。
口呼吸が常習化している方は、大概イビキをかくと言われています。
寝ているから自分では気付かずどうしようもないと思いますが、
友人や恋人との旅行やお泊りが怖くて出来ないとなると辛いですよね。
また気道が狭くなるだけでなく、
塞がってしまうと寝ている間に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」になり、
日中に強い眠気に襲われたり、集中力が続かなかったり、常に体がだるい等の症状があります。
最悪の場合、居眠り運転や労働災害の可能性にも繋がります。
●顔のたるみ、しわの原因
鼻呼吸は意外にもいろいろな筋肉を使っています。
肺を広げる為の胸の筋肉、ほんの僅かですが顔の筋肉を使っています。
それと比べ、口呼吸は口に力が入ってない状態でも呼吸が出来てしまいます。
ほんの僅かでも筋肉を使っているのと、使っていないのとでは、
段々と差が広がっていき、口呼吸をし続けていると顔のラインが崩れていきます。
呼吸方法ひとつ改善するだけで、体にいいことばかりです。
普段の自分はちゃんと鼻呼吸出来ているか、確認してみましょう。
もし、口呼吸をしていたらすぐ鼻呼吸をするトレーニングをしてみましょう。
□ 気が付くといつも口が開いている
□ 鼻が詰まりやすい
□ 口が乾きやすい
□ 喉が渇いて夜中の起きる
□ 口を閉じると苦しく感じる
□ 仰向けで寝れない
□ 朝起きた時喉がカラカラになる
□ 口臭が気になる
あてはまる数が多いほど、口呼吸の可能性があります。
寝ている間は無意識に口呼吸をしている可能性もありますので、
家族の方に聞いて確認してみるとよいかと思います。
いかがでしたでしょうか。
無意識にしている呼吸も少し意識するだけで全然違ってくるので
まずは自分が口呼吸をしていないかを確認してみることから始めてみましょう。
西本クリニック
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