痛気持ちいい刺激で小顔効果★
人の身体には多くのツボがあります。
ツボとは東洋医学が積み上げてきた検証に基づいたもので、専門用語で「経穴(ケイケツ)」と言われています。
ツボを刺激することによって小顔に有効な
・血流の悪化
・筋肉のコリ
の解消効果があると言われています。
ツボの中にはWHO(世界保健機構)が認知された箇所が数多くあります。
ツボを刺激する方法としては「指圧」「鍼」「灸」がございます。
個人的に行う際は、「指圧」でじっくり行っていただくのが安全で良いでしょう。
■ツボの正しい押し方
・手を温めて押すとより効果的
「指圧」する場合、文字通り指で押すので爪は短く切りそろえておきましょう。
また、押す前は手を揉みこんだりすり合わせる等をして、温めておくとより効果的です。
・押してみる
ツボの見当がついたら、とりあえず押し揉んでみましょう。
痛いけど気持ちいいと感じるところ・コリや冷え・しこりがある部分がツボになります。
ツボは人によって、またその日の体調によっても位置が移動する場合があるので、その都度自分のツボを探します。
・押すときは呼吸も一緒に
ツボが見つかったら痛気持ちいい強さで押し揉んでみましょう。
あまり強い力で押すと感覚が鈍ってしまうので注意してください。
お腹から息を吐きながら3~5秒かけてツボを押す、
息を吸いながら3~5秒かけてツボから離す、
これを1ヵ所につき3回程繰り返します。
・押すタイミング
ツボはいつ押しても問題はありません。
テレビを見ながら、リラッスクしながら、眠りにつく前など気がついたら刺激しましょう。
注意していただきたいのが、妊娠中や食後、飲酒後には控えるようにしましょう。
妊娠中のつわりを抑えるツボもありますが、一方で子宮を収縮させる作用があるものもあります。
食後すぐは、胃の働きを抑え消化の妨げになります。
また、ツボ押しをすると血行が良くなりますので、飲酒後にするとアルコールが回りやすくなります。
では、実際にツボを押してみましょう。
■フェイスラインに効果があるツボ
●頬車(きょうしゃ)
効果:たるみ・二重あご改善、歯の痛みが和らぎ、胃の働きを良くする。
場所:下顎の角の斜め上辺り、歯を食いしばると筋肉がぽっこり盛り上がる場所
押し方:中指と人差し指を揃えてググッと力を入れます。その後、時間をかけてゆっくり離します。
●下間(げかん)
効果:血行改善で代謝アップ、むくみ・たるみの改善
場所:耳の穴から頬側に真っ直ぐ伸ばしたすぐ。口を開けると骨が盛り上がる場所。
押し方:人差し指をツボに当てグッと上に押し上げます。
●四白(しはく)
効果:むくみ・たるみ改善、目の下のクマ・疲れの解消
場所:目の1cm下、頬の少し上辺りにあり、押してみると少し窪んでいる場所
押し方:人差し指で円を書く様に押し上げます。
●地倉(ちそう)
効果:顔のむくみ改善、表情筋のコリを解消、お腹の調子を整え食欲を抑える効果
場所:口角より1cm程外側
押し方:人差し指で優しく押す。
●承蔣(しょうしょう)
効果:顔や首のむくみ解消、乾燥・代謝が上がる効果
場所:下唇の下のへこんだ部分より少し下
押し方:人差し指で力を入れすぎないようにゆっくり優しく押す。
●上廉線(かみれんせん)
効果:二重あご・首のコリ改善、声のかすれや喉の痛みにも効果
場所:顎の裏側で真ん中の少しへこんだ場所
押し方:顎を少し上げ首の筋を伸ばし親指でググッと押し上げます。
フェイスラインに効く主なツボをご紹介しました。
他にもシワやホウレイ線に効くツボが多数ありますので、
次回にご紹介できればと思っています。
西本クリニック
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