★翌日リセット★食べ過ぎた時の緊急対応
年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか。
忘年会が終われば、次にやってくるのは新年会。
1週間ですっかり元の体形に…。
今まで頑張ってきた努力が無駄にならないようにしたいですよね。
かといって、久し振りに会った親戚・友人との楽しいひと時。
この時だけは気にせず心から楽しみたいものです。
思ったより食べ過ぎてしまった。
飲み過ぎてしまった。
という時は翌日から取り返していきましょう。
食べ過ぎた翌日に体重計に乗ってビックリすることもあると思います。
焦らないでください。
食べたものが消化しきれずまだ体内に残っている状態です。
まず、食べ過ぎ・飲み過ぎの翌日はプチ断食から始めましょう。
食べ過ぎた翌日は1食抜いたところで差し支えありません。
それより、「お腹は空いていないけど、いつもこの時間に食べているから」と食事を摂ると、
昨日の消化しきれていないものがあるのにも関わらず、
追加で内臓を働かせてしまうことになるからです。
それがだんだん消化しきれず蓄積され元に戻すのにかなりの時間がかかるようになります。
また、空腹を知らせるお腹の音。
静かな空間でぐ~となるのは恥ずかしいですよね。
実はこの音は空腹だから鳴るのではないのです。
消化され、胃が収縮する時に鳴ります。
次に食べ物を消化する為の準備をしています。
なので、お腹が鳴ったからと言ってすぐに食事をすることは得策ではありません。
お腹が鳴った後、だいたい1時間~1時間半は置いておきましょう。
さて、食事を控えてプチ断食中ですが、水分はしっかり摂りましょう。
水分が不足すると脂肪燃焼する代謝の低下し、燃焼されるはずのものも停滞します。
そして、体内から乾燥し、お顔のシワやたるみ、肌荒れにも繋がります。
外食では塩分の多い食事も多く、むくみの原因にもなります。
出来るだけ多くの水やお茶を補給し、代謝を下げないようにしましょう。
この際に、糖分の多いジュースやアルコールを摂取すると逆効果になりますので注意してください。
また、アルコールは利尿作用があり、飲んだ後は体内の水分が不足しがちです。
更に、アルコールを分解するには摂取したアルコールと同量の水分が必要となります。
水分を摂ることで二日酔いの早期回復にもなります。
さて、お腹が空いてきてやっと食事を摂ります。
我慢したご褒美に、と脂質の多い食べ物・塩分糖分の多い物を食べるのは厳禁です。
休ませた胃腸をまたフルで働かせビックリさせることになるので、
温野菜・きのこ類・海藻・お粥など、お腹に優しい食事を心がけましょう。
1月7日に食べると1年無病息災と言われている七草粥ですが、
七草に含まれる栄養素は体にいいものばかりです。
免疫力を高めるビタミンA。
疲労回復に効くビタミンB群。
疲労回復を手助けするビタミンC。
冷え性・貧血の症状を和らげる鉄分。
また、利尿作用のあるサポニン、止血作用のあるクマリン。
胃腸の消化を助けるアミラーゼ、むくみを解消するカリウム。
食物繊維も豊富で便秘の解消に効果があります。
お正月明けに食べることは理に適っている訳ですね。
年末年始に限らず、食べ過ぎたなと思ったら翌日でカバーするようにしましょう。
日頃の努力が無駄にならないよう、意識してみてくださいね。
西本クリニック
大阪市北区梅田2-2-22ハービスエント6F
診療時間:11:00~18:00
休診:水曜・木曜
お問い合わせメールアドレス:inf@e-bnc.jp
0コメント